1999.10.26
ダチョウと走る
ダチョウといっても駄鳥ではなく本当の駝鳥です。ここ日南では市が音頭を取って駝鳥の養殖を試験的に行っています。市が密かに未公開駝鳥を飼っています(地元民は知っていますが)。先日久しぶりに走りました。走る途中で駝鳥を見に行きました。いましたいました。大きいですね、ユーモラスですね。一反くらいの広さの土地にひと番(つがい)ずつ居ました。オスはジュリアナよろしく羽の扇子で扇いでいました。身体全体が茶系の羽毛でおおわれており、ひとまわり小さいのがメスでした。簡単な柵と目の前のダチョウ、隣の牛舎から時折聞こえる鳴き声の組み合わせはどことなくジュラシックパークを連想させます。雛が十羽ほどでしょうか小屋に入っていました。ダチョウ見学のあと走りながら考えました。ダチョウの養殖がうまくいってダチョウ牧場ができ、その中で一緒にダチョウと走れたら楽しそうだな、映画に出てくるようにダチョウに乗ってのレース、人力車ならぬダチョウ力車、ダチョウ料理レストラン等々。まあそれにしてもダチョウの太股は迫力満点でした。あの足で走ったらさぞ速いことでしょう。宮崎県小林市ではチョウザメの養殖を手掛けています。日南でダチョウ、小林でチョウザメ。シーガイヤのオーシャンドームもいっそのことクジラでも養殖してみては如何かな。