1999.12.31
年忘れ
いやあ、大晦日です。忘年会で年忘れ、ついでに飲み屋に物忘れ。最近気がついたことがあります。口をある一定以上の間、開け続けていると(歯科治療等で)、モノを忘れやすくなる、とゆうか頭の中のメモリー装置のリセットボタンが押されて直前のメモリーが消える?治療椅子に座る前に鞄などの荷物を椅子の前や横に置かれます、治療が終わって帰られる時なんと8割くらいの方が荷物を忘れて待合い室へ。年忘れに忘年会、恋に破れてやけ酒大泣き、酒と涙と男と女。嫌なことがあって忘れたい人はどうぞハイシャへ。もちろん家で大口を開けていれば忘れられます、コツは出来るだけ奥の方で2センチ以上のモノを左右両方で噛むこと。それでも忘れられないときにはどうぞハイシャへ、ただし貴重品は持って行かれぬほうが宜しいかと。いやあ、クールなニッキは忘れずに更新します。
ハイ良いお年を。


1999.12.12
看看臘月尽
これは「みよみよろうげつつく」と読みます。先日お茶のお稽古に行きました。茶室には必ず茶軸が掛けて有ります。大方その季節にあった言葉や何かしらのテーマに沿ったものが選んであります。この「看看臘月尽」は浅く解釈するならば、まさしくみるみるうちに蝋燭が燃え尽きるが如く月日は過ぎ去って行くという意味でしょうか。翌朝、坐禅を組みながらこの言葉を考えていました。この言葉は四、五百年前の言葉です、おそらくそれ以上の古い言葉でしょう。車もケータイも無かった時代のことです。それなのになぜ臘月尽なのでしょうか。カルノなりの結論は、物事のモノサシが違うからいつの時代も光陰矢のごとし、そうしていつの時代も人生は一回切り、限られた人生ということでしょうか。となれば遊ばにゃ損損。今宵も忘年会と称して夜の街へ!!。