2000.07.31
「耳なし芳一に
なってしまった話」
 さる7/23日曜日に、今年も錦江湾横断遠泳大会に参加しました。今年は昨年と違い、潮の流れが強く、おまけに強風という過酷な条件下でのレースでした。結果は昨年の好タイムを30分以上も上回るタイムでした。それでも中の上くらいでしたけど。
 さて、数年前の大会の時に、すっかり、こんがり、しっかり焼けてしまい、ひどい目に合いました。それ以来、スタート前には必ず日焼け止めを塗るようにしています。今年も顔はもちろんのこと、肩、背中と塗ったのですが・・。ひとりで塗ったため、背中に大きな塗り残し。もちろん、スタート前は気付かず。ゴール後も気付かず。帰りの有明(特急列車)のなかで、なぜか背中が熱い。ポッポしているのです。夜になって理由が判明。背中になんと北アメリカ大陸出現。背中に加えて、裏太股もしっかり焼けていました。やはり、日焼け止めは他人に塗ってもらう方が良いようで。塗るときワンポイントアドバイス、ディスポのゴム手袋を使うと良いようです。
 一週間たった今では、カナダの北の方から徐々に剥け始めています。皆さんご注意を。くわばらくわばら。


2000.07.24
「清流無間断」
 手前味噌で恐縮ですが、カルノはお茶(裏千家)を習って十数年になります。自分でもこれだけ続いていることは不思議です。幼い頃のお稽古ごとは別として、ここ十年を振り返ってみても、お茶、坐禅、書道、ジョギング、手話、トロンボーン、スカッシュ、スイミングクラブ、読書クラブ、アスレチックジム、英会話、中国語会話等々。好奇心だけは人一倍旺盛ですので、気が向いたものには何にでも鼻を突っ込みたくなります。ただし、自分なりにルールを決めていて常に三つなら三、五つなら五つと上限を決めています。すなはち、新しいことを始める前には、必ず何かひとつをやめてから始めるようにしています。そのようななかで続いているのが、お茶と坐禅と英会話でしょうか。書道は入門だけで終わりました。入門の日に道具一式を手にし、早速練習。字が下手ゆえに入門した訳ですから、自分の字がへたくそなのは分かっています。しかし、練習といえども自分のへたな字を見るに耐え難く、筆を置いてしまいました。トロンボーンは英会話と引き替えにケースにしまい込みました。中国語は今年にはいって始めたばかりでいつまで続くやら。
 では、なぜお茶は続いているのか。まず、お茶のお稽古の良いところとして、自分はへただという証拠がなにも残らない、お稽古中は自分の姿は見えないし、片づけてしまえばへたな証拠はゼロ。次に、美味しいお茶やお菓子が味わえる。さらに勉強になる、特に日本人として、知っておくべきこと、歴史、文化、伝統工芸、宗教観等々。カルノにとっては坐禅もお茶の延長線上に位置しており、続いています。本当はお茶が坐禅の延長線上かも知れませんけど。
 たまに、続けるコツは何?と聞かれることがあります。その時には決まって「サボることです」と答えます。適当にサボることが継続の秘訣のように思えます。タイトルの清流無間断は、清流間断無し(せいりゅうかんだんなし)と読みます。人の場合はたまにサボることが間断無しのコツかも知れません。