配信日 |
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2006/3/8 |
Subject |
No.031 『啓蟄』 |
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「鳥岩楼」
「鳥岩楼」の中庭
「鳥岩楼」の親子丼
北野天満宮の梅
北野天満宮の牛
「一澤帆布店」
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人生をより楽しむ情報満載! CLUB NICHOLA メールマガジン
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┃ハ┃ナ┃マ┃ル┃メ┃ー┃ル┃ No.031 2006-03-08 sacra@connote.jp
発行人:カルノ(河野秀樹〈かわのひでき〉)1961年生まれ 歯科医師
宮崎県日南市あがた東 桜歯科
趣味 旅・茶・ワイン
詳しいことはこちらへ http://www.connote.jp/essay/mono/mono27.htm
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いちにち、お疲れさまでした(朝、読んでいらっしゃる方もおられるとは思います
が)。寝る前の一杯のナイトキャップ、そのようなメールマガジンがハナマルメール
です。好きな作家・五木寛之の本に次のような文章があります。「それともう一つ、
気をつけていることは、龍頭を最後までギリギリ巻き切ってしまわないことだ。この
辺で一杯だな、というすこし前まで巻いて、そこで龍頭をすこしもどしておく。もど
すというか、何回転かゆるめるのだ」(五木寛之「知の休日」より)
コンテンツは「アントレプレナー的(起業家精神を持つ)な若き心を持つ歯科医が
人生をより楽しむためのエナジーサプリ!」。もちろん歯科医でない方もOK!!
あなたのリューズを少しゆるめるハナマルメールです。
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C O N T E N T S (◆のついたタイトルが今号の内容です)
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◆ ハナマルコラム
ハナ通信
◆ ハナ言葉(オープンカレンダーユーザーの方、バースデーメールにどうぞ)
◆ 今月のひとこと(オープンカレンダーのユーザーの方へ)
スターブックスカフェ(オススメ本紹介のカフェです)
オススメミッケ!(カルノが見つけたいろんなオススメ)
◆ ご案内・お知らせ
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No.031『啓蟄』
啓蟄、けいちつと読みます。一昨日でしたが二十四節気のひとつで、冬ごもり
していた虫がはい出てくるとの意味だそうです。
大人だって大きくなりたい春大地 星野早苗
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◆ハナマルコラム
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「一澤帆布店」 いちざわはんぷてん
去る週末(3/3-3/6)は関西出張でした。3/3金曜日に京都でプレゼンテーション。
3/6日曜日には神戸で話してきました。今回は、その中日3/5土曜日のお話。お茶を
習うカルノにとって、いつ行っても京都はいいものです。大きな大きな茶室に身を置
くような気分になるのです。3/5土曜日はまずお昼を「鳥岩楼」へ、念願の親子丼を
食べに。
筋を入ると、鳥岩楼の文字の大きな暖簾が掛かっており、厚紙に「親子丼の方は二階
へ」の案内。玄関入って靴脱いで、中庭を見ながら奥に進んで二階へ。水屋(茶室の
横にあって、準備するところ)もあり、風情もバッチリ!仲居さんは人数の確認だけ
で、愛想もそこそこ。待つことしばし、いよいよ三年間待った親子丼との対面。印象
はドンブリが小振り、蓋を取るとシンプル。せく気をおさえカメラにおさめ、では頂
きます。ドンブリが小振りゆえ食べ始める前は心配していたおなかも、食べ終わる頃
には大満足!!親子丼の実況中継は次の文章をご参考に。
『さすがに鶏料理専門店。卵の隙間から顔を出す鶏肉がいかにも誇らしげだ。そば屋
の丼とはいくぶん景色が異なる。しっかりと甘辛味の染みた大和地鶏に、ふわりと軽
い半熟卵が絡んで硬めに炊かれたご飯にぴったり。たっぷりふられた粉山椒の香りが、
さすが西陣、さすが京都。半日近くも鶏を煮込んで作るという水炊きの片鱗が窺える
スープも添えられ、滋養満点のお昼ご飯。この八百円はかなりのお値打ち。』京都の
値段60頁から
さて、鳥岩楼をあとに北野天満宮で梅と牛を見て「老松」で棹物「東風ふかば」を土
産に購入。お茶ならやはりで「一保堂」へ。嘉木で薄茶を頂くも、こんなにも美しく
点てられた抹茶は今まで見たこともないくらい、きれいに点ててありました。さすが
一保堂。会計の時ふと「そういえば一澤帆布店は近くではなかったかしら」と思い、
一保堂の店員さんに尋ねると、返ってきた言葉が『開いているかどうか、確かめてみ
ます』。土曜日は休みだったのかな?といぶかっていると『今日が最後で6時まで開い
ているそうです』。これを聞いて「すわ!一澤へ」
帰南してネットで調べるといろいろと載っていました。ひとつだけ紹介します。
2006/03/06「新しい出発に向かって」
先日お知らせしましたように、工房を一澤帆布工業株式会社に明け渡した為に、現在、
一澤帆布加工所はカバンの製造を一切休止せざるをえなくなりました。その為、店舗
にカバンを供給することができず、在庫も底をつきました。大変残念なことです。
一澤帆布加工所は新工房が整い次第、新しいカバンの製作にとりかかります。
新工房で作るカバンは、今までと変わらぬ品質のまま新ブランドとして新しい店舗で、
皆様にお目見えします。
その日まで楽しみにお待ちいただければ幸いです。
(一澤帆布店のホームページから)
ものづくりに興味を持つカルノにとっては、かなりショックでした。しかも伝統と歴
史、職人気質と贔屓が連綿と生きる京都においてのことですから、かなり応えました。
悲しいことです。3/5に買った鞄のポケットにはお守り代わりに、一澤帆布店最後の
日付の入ったレシートを入れました。
「茶、一つを保つように」との山階宮(やましなのみや)様からの言葉で「一保堂」
の名が付いたと聞きます。一つを守り続けることがいかに難しいかを、深く考えさせ
られた一日でした。写真はホームページにアップします。
鳥岩楼の親子丼についての文章(さとなお氏のコラム)
http://www.satonao.com/asahi/asahi9905.html
本「京都の値段」について
http://www.connote.jp/essay/starbooks/2004/cafe49.htm
一澤帆布店のホームページ
http://www.ichizawahanpu.co.jp/message/060306.html
一保堂のホームページ
http://www.ippodo-tea.co.jp/
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◆ハナ言葉
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(オープンカレンダーユーザーの方に。バースデーメールにお役立て下さい)
バースデーメールとは http://www.connote.co.jp/office-h/nichola-sys/08/n08.htm
++ 3/1 れんげそう 苦痛を和らげる
++ 3/2 アイスランド・ポピー 慰め、やすらぎ
++ 3/3 はなもも 恋のとりこ
++ 3/4 カンパニュラ 感謝の音色
++ 3/5 くんしらん 気高さ、端正
++ 3/6 木立性ベゴニア 親切、丁寧
++ 3/7 アザレア 節制、愛の喜び
++ 3/8 ニゲラ 深い愛、本当の私
++ 3/9 あせび いつもあなたと一緒
++ 3/10 ルピナス 想像力、いつも幸せ
++ 3/11 ゆきやなぎ 殊勝、恥じらい
++ 3/12 エリカ 不滅、独立心
++ 3/13 ベロペロネ 可憐な人
++ 3/14 カミツレ 逆境の中の活力
++ 3/15 さんたんか 謹厳、張り切る
++ 3/16 イースターカクタス 熱情、復活
++ 3/17 さんしゅゆ 持続、耐久
++ 3/18 アネモネ あなたを愛します
++ 3/19 ひとりしずか 隠された美
++ 3/20 みつまた 豊かな心
++ 3/21 まんさく 不思議な力
++ 3/22 れんぎょう 希望、集中力
++ 3/23 ベルゲニア 順応する、忍耐
++ 3/24 かたくり きっといいことが・・・
++ 3/25 とさみずき 清楚、誠実
++ 3/26 しゅんらん 気品、清純
++ 3/27 しょうじょうばかま 希望、忘れられない人
++ 3/28 たつたそう 遠慮、清純
++ 3/29 アリッサム 美しさを越えた価値
++ 3/30 カルセオラリア 私の伴侶
++ 3/31 はまかんざし 可憐、共感
++ 4/1 さくら 精神美、優れた美人
++ 4/2 きぶし うれしい出会い
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◆今月のひと言
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(オープンカレンダーのユーザーの方へ)
オープンカレンダーについて http://open-cal.jp/cal/
3月のひと言
「弥生三月花便り」
「菜の花や月は東に日は西に 与謝蕪村」
4月のひと言
「のびる春、そだつ春」
「春の海終日のたりのたりかな 蕪村」
5月のひと言
「風薫る、風翔る」
「そら豆はまことに青き味したり 細見綾子」
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◆ご案内・お知らせ
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お読み頂き有り難うございます。感想・ご意見待ってます。第32号は3月22日頃です。
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