no.56
2006/01
「鯛は美のおこぜは醜の寒さかな」

鈴木真砂女[1906-2003千葉県鴨川市生まれ 俳人]


ロハス=ろはす

 ご存じかも知れませんが、まずはロハスの復習。「Lifestyles of health andsustainability」の頭文字をとったもので「Lohas」=「健康的で持続可能なライフスタイル」とでも訳せましょうか。90年代にアメリカで提唱された考え方で、スローライフやエコライフの次なるものとして、昨年頃から日本でも良く目にするようになりました。
 さて、歯科におけるロハスとは?もうお気付きのように「予防」です。ムシ歯予防・シソーノーロー予防。予防と聞くと、インフルエンザ対策のような少しネガティブなイメージがありますが、平成における歯科の予防とはズバリ、プロによるメインテナンスです。御本人まかせではなく、プロによる日々の手入れと理解してください。その目的は?いくつかあります。健康維持・増進のため、アンチエイジングのひとつとして、美しさの維持、そして何よりも美味しさを味わい続けるためではないでしょうか。そこで、カルノは次のように解釈します。

 ロハスとは?ろ=ロ=口(くち) は=ハ=歯 す=ス=ステキ!

 ロハスとは「お口の健康、歯がステキ!」口が健康であれば、味わうことができます。しゃべることもできます。笑うこと、歌うこと、チューだってできます。
 では実際にどうすればいいの?個人差はありますが、桜歯科では約二ヶ月毎のメインテナンス(PMTC・オーラルエステ)をオススメしています。30分程度かかり、痛みはほとんどありません。むしろ歯ぐきのマッサージはちょっとした快感です。持続可能(sustainability)にするためにプロの手を借りる、これは賢い方法だと思います。私事で恐縮ですが、昨年末、ちいさなお子さんを持つあるお母さんに「ムシ歯をなおす歯医者は知っていましたけど、ムシ歯をつくらない歯医者さんがあるなんてビックリしました」との言葉を頂きました。ムシ歯をつくらない歯医者、いい響きです。心新たに、ムシ歯をつくらず笑顔をふやす歯医者を目指します。
 おこぜは美味しい魚です。鯛は美味しく美しい魚です。どうせならば「歳経ても鯛」でいきましょうよ(笑)。今年の歌会始の御題は「笑」。ロハスにかけて口あけて、ハハハと笑う今年のスタイル!これもロハス!



ご感想はこちらまで!!

sacra@connote.co.jp