no.7
1993/10
「鮎落ちて 美しき世は 終りけり」
殿村菟絲子『晩禄』(昭和53)所収。東京生まれ

「口は万病のもと」

 昔、口は災いのもとと申しましたが、今では口は万病のもとと言われております。何を隠そうテンプレートの出現により、数々の病がなおる、なおる。テンプレートとは、口の中に入れ、取りはずしできる治療器具のことであります。
 なおる病名をあげますと、頭痛、肩こり、神経痛、リウマチ性の関節痛。ゼンソク、めまい、息切れ、動悸。低血圧に高血圧。下痢、便秘、生理不順に不妊症等々。簡単にそのしくみをとくならば、頭は地球で、下あごは月。潮の満ち干は、地球と月の引力のなせる技。現代人の多くは、下あご(月)が頭(地球)近づきすぎ、潮の満ち干(首における血液、神経、ホルモンなどの流れ)が乱れているわけです。そこでテンプレートを入れ、潮の満ち干をスムーズにしてあげれば良いというわけです。うそと思われる方は一度おためしあれ。

 参考文献「歯のかみ合わせで病気を治す」 前原潔 主婦の友社

「宮崎はおいしい」

 冒頭の句にあるように、これから落鮎の季節。早春に稚鮎として川上り、初夏に若鮎、土用前後に成熟しての土用アユ。そして晩秋に上流から産卵し始め、落鮎となり河口まで下り一生をとじる。10月中旬から12月初旬まで五ヶ瀬川中流の北方町には鮎梁たつ。川水流やな場がベスト。新米おにぎりをひそかに持参して塩焼き゛たけを頼むのが通。登り串に打たれ、ひれ化粧塩、ふり塩に遠火で焼かれた鮎は最高。味噌焼きはいまいち。梁の帰りには土々呂町の高橋水産でお土産を買うのがこれまた通。
 年が明けると、おいしくなるのが高鍋のカキ。おすすめは「たかしま」。旬は、やはり3月。高鍋大師にお参りして、蚊口浜から冬の太平洋の荒波をじっくりと見て、カキのフルコースを食べる。生きてて良かったとしみじみ思う。これからますます宮崎がおいしくなる季節。

 川水流(かわずる)やな場 北方町川水流  0982-47-2925
 高橋水産         延岡市土々呂町 0982-37-0626
 本家たかしま       高鍋町蚊口浜  0983-23-0108






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