オススメ.74







「動物たちのおしゃべり」
山崎陽子 絵/ミルコ・ハナアク 
小池書院 1400円+税
動物たちのおしゃべり

 前回も書きましたように、現在カルノは笑い療法士候補者(キャンディデート:candidate)です。11月の講義の中で使われた教材がこの本です。これ以上書きますと守秘義務に反しますので(笑)。

ねずみが歌った日  ねずみ

日照りの荒れ野に たった一輪
咲いてた花を 励ましたくて
歌を 歌ってあげました
ねずみが 歌を歌うなど
誰も信じちゃくれないでしょうが
生まれて初めて歌ったのです
もちろん へたな歌ですけれど
一輪の花は 涙をうかべ
花びらふるわせ 喜びました
心にしみる歌だって・・・
  一輪の花を思い出すたび
  ぼくは ほのぼの幸せです

 ねずみの他にも「かめ」「ねこ」「ライオン」など色々な動物たちが登場します。もし、動物園にいく機会があればいく前に読んでみると、今までとは違った動物に見えるかも?ひょっとすると、彼らのおしゃべりが聞こえてくるかも?
  同じく講義の中で紹介された「人はなぜ笑うのか」を、おかわりにどうぞ。


「人はなぜ笑うのか」

志水彰 講談社ブルーバックス 820円+税




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