オススメ.68







「帝国ホテル 伝統のおもてなし」
川名幸夫著 1400円+税
日本能率協会マネジメントセンター
帝国ホテル 伝統のおもてなし

 この本は羽田空港で見つけ宮崎行きの便を待つ間に読み終えました。これに似た本を過去に二冊読んでいましたので、少し躊躇したのですが・・。

「シューシャイン(靴磨き)の誇り
 磨くことは、ピカピカにするということより、やさしく保護してあげることです。私が磨くことになったお客様の靴とは、縁で結ばれていると感じます。可愛いものです」-69頁から
 『ピカピカにするということより、やさしく保護してあげる』この言葉には、まいりました。歯も同じです。心から同感・感動!

「挨拶の後の「ひと言」の意味
「○○様、いらっしゃいませ。今日もお寒いですね」
「そうだね、ちょっとカゼ気味だよ」
 帝国ホテルのあるフロントスタッフは、この会話の後、すぐにお客様の部屋に加湿器を手配しました。
「いらっしゃいませ」だけで済ませず、「今日もお寒いですね」の言葉を挨拶に加えただけで、サービスの可能性が広がります。」-91頁から

 痒いところに手が届くような心遣い・言葉がけ。私たちにも必須ですと思いつつ「ひと言」を加えることが、なかなかできません。精進します。

過去に読んだ二冊をおかわりに。

「帝国ホテルのおもてなしの心」
帝国ホテル編 学生社

「帝国ホテル 感動のサービス」
宇井洋著 ダイヤモンド社




[スターブックスカフェ-Contents-]