オススメ.52 2005.1.31


「電通「鬼十則」」 植田正也著
日新報道 1500円+税
電通「鬼十則」

 この本は、ある雑誌の書評欄で偶然見つけました。タイトルになんとなくひかれ、読んでみました。はっきり言って、装丁はいまいちですが、中身は本当にスゴイ!カフェで読み始めたのですが、数頁読んだところで、すくっと席を立ち、コンビニへ駆け込みました。青鉛筆と赤鉛筆を買うためです。久しぶりの感動でした。

その1 仕事は自ら「創る」可きで与えられる可きでない
その3 「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己れを小さくする
その6 周囲を「引き摺り廻せ」引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る
その8 「自信」を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらない

 知恵である。創造力(creativity) 想像力(imagination) この2つのエネルギーが、歴史を創り、時代を変え、企業を再生させ、個人を生かすことは、はっきりしている。可能思考が世界を変えるのだ。(53頁より)読んでいて、一番気に入ったのが次の文章です。人生の達人を目指すなら、これしかないと池島信平の言葉を紹介しています。

 「本を読め、人に会え、そして旅をしろ」

 この文章を目にした途端に、脳の最深部にインプットしました。幾度も反芻しました。そして、この本片手に、旅に出ます(一泊二日というところが、ちと悲しい・・笑)。

やはりおかわりにもこの本「電通「鬼十則」」




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