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本のページをくるほどに、ひとつの疑問が湧いてきました。この著者は、グッチ家の一人として、このようなことを考えているのか?それとも、このような考えの人に、グッチを手にして欲しいのか? おそらく、後者でしょう。 「LEGGERE 読書 読書とは 頭のなかの 菜園を耕すことです。(75頁から) CONOSCERE 知識 よいことがただひとつあるとすれば それは知識です。 悪いことがただひとつあるとすれば それは無知です。(77頁から) ARTIGIANO DI TE STESSO 手仕事 手のはたらきを見直して いろんなことを手でしてみましょう。(105頁から) COMPRARE 買いもの お金を稼ぐ時間はなるべく減らしましょう 目的は使うほうにあるのですから。」(47頁から) 思いのほかグッチとは、その心においてシンプルなブランドなのかもしれません。 キリッと冷やした白ワインが合いそうです。 |
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ポール・ボキューズの名前にひかれて、この本を手にしました。デパートの地下で彼の名前のパンを買われた方もいらっしゃることでしょう。 グルメ本かなと思いつつページをめくると、意外や意外。この本は、彼がいかにして太って、そのあと、いかにして痩せたかという話の展開です。 「味覚、きちんとしつらえられた食卓、みんなでとる食事、パンを分けあうことの喜びを再び取り戻すこと。これこそが心地よく生きる方法ではないだろうか。 私が勧めることのできる治療法はこれしかないが、これで不安な気持ちや心配事の多くはなくなると信じている。ダイエットとは、感覚と精神の心地よさが一つになった楽しみをこんなふうに実践することでしかない。」(193頁から) さらに「それは生き方であり、スタイルだ。」と、続きます。 この夏に向けて、スリム化をお考えの方、おかわり本の5つのテクニックを知るだけでも効果があります。@朝食を抜く。A乳製品を控える。Bスポーツドリンクを飲まない。Cクロムを摂取する。D寝る3時間前は物を食べない。 もちろん赤ワインで、ボキューズに乾杯! |
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